小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

2020年12月のブログ記事

  • 141宮澤賢治「ざしき童子のはなし」& 大晦日

    宮澤賢治はオトマトぺ(擬音)の天才。 日本語を豊かにしてくれました。 ざしきわらしはいると思います。 だって、こんなに語り継がれているのですから。 ★いよいよ2020年もあと数時間となりました。  きれいなお日様の大晦日、  モーニングをむさしの珈琲でいただき、  やっぱり、障子張り替えとお正月の... 続きをみる

    nice! 3
  • 140木村秋則「すべては宇宙の采配」& 7才のことば「息が合ってる~」

    木村さんは2回目。 年末なので、明るい人を選びました。 メロンをおかずにごはんを「うまい!」と食べる木村さん。 幸せに見えます。 明るいです。未来を感じます。 中村哲さんが、「もっと大自然に寄り添わなくてはならなかった」と、 大洪水で流されてしまった用水路を見たとき、言いました。 木村さんは、ふか... 続きをみる

    nice! 3
  • 139永井隆「いとし子よ」& 太一、サッカーのボールが当たる

    *原爆投下の長崎で医師として人々を治療し、 自らも被爆した永井先生の著書。 「私はよい父であったろうか、母を亡くし、やがて父を失って  孤児となろうこの子らに、生活の支えとして何を与えたであろうか」 と反省され、 この本の書き出しはこうである。 「わがいとし子よ  “なんじの近きものを己のごとく愛... 続きをみる

    nice! 3
  • 138 CD矢吹紫帆「わすれな草」&泊りから帰宅

    紫帆ちゃんと出会ったのは、湯川さんと山川さん夫妻の熱海でのセミナー。 京都に住んでいた作曲家の彼女と気が合った。 京都へ行くたびに、一条寺の山の上にあるしほちゃんの古民家に行った。 泊まることもあった。 旦那のとんちゃんとの出会いも面白く、 かれこれ30年近い付き合いにある。 いい曲を書く。 今は... 続きをみる

    nice! 2
  • 137メイ・サートン「今かくあれども」& 今日の出来事

    あぁ、すごい本。 こわいこわい・・・ この小説の冒頭にこういう言葉が記されている。 「われかつて汝のごとくありたり  死にそなえよ しかしてわれに従うべし    ---ニューイングランドの一墓碑銘」 そして、訳者が言うように 「生の最終的な到達点である死をまっとうすることなしに  われわれは生をま... 続きをみる

    nice! 2
  • 136 葉祥明「クレストンの青い鳥」& あぁ大病院・・・

    やすらぎの大地だぁ・・・ 行ってみたい・・・ 美しいところに連れて行ってもらいました。 葉さん、ありがとう・・・ ★今日はついに大病院へ。  3月に「水頭症」といわれ、手術の同意書も書いたのに、  ヘモグロビンM1Cが8.5と以上に高く・・・「手術できません」  ということになり、「7.2に下がっ... 続きをみる

    nice! 2
  • 134モンゴメリ「赤毛のアン」& 今年のイブは・・・

    きれいな絵。 原作を大幅にカットしてあるのは仕方がないとしても 絵がとてもきれいなので、原作を読む子供たちが必ずいると思います。 英語もとてもきれいで、この本は大事な本になりました。 高校1年生の時、隣同士になったクミエが「面白いえ」と全冊貸してくれた本。 彼女の家に遊びに行き、 お父さんからの手... 続きをみる

    nice! 5
  • 133 ヴェルマ・ウォーリス「ふたりの老女」& あられちゃんと由美子さん

    最後、泣きました。 感情は不思議。 泣こうと思ったわけではなく、あふれてくるのです。 感謝と謙虚、自分の分を知る老人になることは、とても難しいことなのかもしれません。 すこしずつ、「老いること」を学んでいきたいと思います。 ★きらきらの朝、冬至を過ぎたので、夏至に向かって、  まただんだん日が長く... 続きをみる

    nice! 3
  • 132サン=テグジュペリ「星の王子さま」& 太一とたけくん・・・

    葉さんの絵が物語をファンタジーの世界に連れて行ってくれている。 いやぁ、いいわぁ・・・・ ★朝日がキラキラと、今日もきれいでした。ありがとう。  午前に、夫を内科へ連れていき、ヘモグロビンM1Cが「6.9」に  下がっていることを確認できた。  夫は、病院へ行きたいという意思を知った。  そうかぁ... 続きをみる

    nice! 5
  • 131葉祥明「怒らない」& 鬼滅の刃の富岡の・・・

    葉祥明さんの絵が大好きです。 こんな本を書かれています。 読んで字のごとく、怒らないことをいろんな言葉で教えてくれてます。 人はどんな時に怒るのか。 怒らないで解決することが、どれほど前抜きで幸せなことなのか、 あ~、よく怒ってきた私には耳が痛い・・・ 今からでも遅くないと思います。 にこにことほ... 続きをみる

    nice! 3
  • 130ターシャ・テューダ「思うとおりに歩めばいいのよ」& お風呂~~

    ターシャの本を美和ちゃんに与えた。 絵が美しく、綺麗な色彩を目にしていてもらいたい。 この本は、ターシャの言葉をつづったもの。 「こころのままに、自分が思うということが大事」と教える。 思うことがなければ、歩んで行くことはできない。 美意識、得手不得手。 気になることと、気にならないこと。 全部が... 続きをみる

    nice! 4
  • 129谷川俊太郎・佐野洋子「女に」& お風呂がついに

    忘れられない詩! この詩を読んだとき、 胸が苦しくなった。 なんだろう・・・魂が震えたのだ。 この詩の中に、とっておきの大好きな一行がある。 こんな言葉を紡いでくれた谷川俊太郎という詩人。 すごいと思う。 ★快晴の昨日、  トラブル続出。こんな日もあるでしょう。  その1 自動車の自動ドアが作動し... 続きをみる

    nice! 2
  • 128久保田カヨ子「男の子の育て方」&  娘のしかり方

    二人の男の子を育てた育児論。 おもしろい。 今太一が7才になり、かずくんも5才になったので、 すこし男の子のことが解りかけているが、 数年まえは、どうしていいかわからなかった。 娘はひとりっ子だったので、男の子がわからん~と困惑していた。 私も姉妹で育ち、子どもな娘一人なので、男の子のことが わか... 続きをみる

    nice! 2
  • 127新美南吉「手ぶくろを買いに」& え、太一が・・・

    黒井さんの絵がとてもきれい。 太一とかずくんはよく聞いたという。 出してはいけないよ、と言われたほうの手を出してしまった時、 太一とママは、同時に目を見合わせたという。 「あれ、どうなっちゃうの?」と太一の目が心配していたという。 「太一、お話をよく聞いていたということだよね」と 娘が言った。 物... 続きをみる

    nice! 3
  • 126木村秋則「リンゴがおしえてくれたこと」& 嬉しい電話

    木村さんはすごいね。 羽咋の高野さんが木村さんを呼んで講演会を開かれたとき、駆け付けた。 面白かった。 話の中で、北海道の折笠農場が出た時には、もうび~っくりした! その何年も前に折笠さんと、全国の研究会で会い、その後毎年、じゃがいも、とうもろこし、などを送っていただいていた。 なんと、木村さんに... 続きをみる

    nice! 3
  • 125 矢作直樹「人生は約束」& お誕生日に

    今日は私の誕生日。23時14分に生まれました。 毎年誕生した時間に、母を思う。おかあちゃん、おおきに。 20歳の若い母親だった。 39歳で亡くなった。本当に短い人生だったね。 これも約束かな。 おとうちゃんにも感謝しないとね。父母あっての私だものね。 ありがとう。 ★素敵な誕生日です。  朝、船橋... 続きをみる

    nice! 3
  • 124鎌田實・村上信夫「これで生きるのが楽になる」& 夫が頭痛と

    「毎日、毎日がんばっているあなた。  日曜くらいは、がんばるのをやめてみませんか。  日曜はがんばらない  日曜の朝のひととき、いのちが喜ぶ時間にしてみませんか」  この言葉で始まる番組が、本になった。  この番組は、今も続いている。  毎週日曜日、午前6時20分から45分まで。  『日曜はがんば... 続きをみる

    nice! 3
  • 123カルロス・カスタネダ「意識への回帰」& 山澤損

    読めないが、手放せない本がある。 それがカスタネダ。 何度も読みだしては、途中でやめる本。 全7巻。「呪術師と私~ドンファンの教え」「呪術の体験~分離した リアリティ」「呪術に成る~イクストランへの旅」「呪術の彼方へ~力の 第二の環」「呪術と夢見~イーグルの贈り物」「意識への回帰~内からの炎」 そ... 続きをみる

    nice! 3
  • 122金子兜太「種田山頭火」& ママ退院!

    「山頭火」を三浦久さんが歌っていた。 〽山頭火は乞食僧 水を求めて歩いた ・・・よく歌った。 古本屋さんで山頭火を見つけ、読んだ。 「分け入っても分け入っても青い山」 かなしい かなしい 人生・・・もし自分なら・・・ どの人にも、笑う日があってほしい・・・ ★あぁ、綺麗な初冬。お日様ピカピカ。  ... 続きをみる

    nice! 3
  • 121 ルドルフ・シュタイナー「いかにして高次の世界を認識すか」& 鈴子さん安らかに

    大好きな本です。 シュタイナーはすごい。 この本は、どのようにして高次の世界を認識することができるのかを、 教えてくれている本です。 「すべての人間のなかには、高次の世界を認識する能力がまどろんでいます」 としながらも、 「あなたがそれにふさわしい段階に成熟するまでは、明かすことが許されていない」... 続きをみる

    nice! 3
  • 120神原康弥「ぼくはエネルギー体です」& 多田野語録2012

    からだの生涯を持って生まれた人を、 わたしたちは気の毒と思っていないか。 ひとり食事をする人をかわいそうと思っていないか。 気の毒に・・・ かわいそうに・・・ 本当にそうなのか。 その人の心の内はわからない。 この本を読むと、人の心の内は計り知れないし、 推し量ってはいけないことを教えられる。 人... 続きをみる

    nice! 3
  • 119鵜飼秀徳「霊魂を探して」& 極寒700キロ走行、優勝したのは

    鵜飼さんは、うちのお寺の副住職。 もうびっくりした。 新聞記者として、長年活躍、 『寺院消滅』2015年『無葬社会』2016年につづく3部作として この本を上梓。2018年。同じ年、『仏教抹殺』も上梓。 お寺で全部買わしてもらい、全部読んだ。 秀徳さんの亡母は、私がほんの短い間アルバイトをした医院... 続きをみる

    nice! 4
  • 118樋口一葉「たけくらべ」&  A.A.ミルン、三つ子の魂ですね!

    あぁ、樋口一葉! なんという才能! なんという短い生涯。 なんという小説。 よくぞ、この世に生まれたもうた。 生きている間はさぞや苦しかったでしょうが、 今も、あなたに助けられ、 あなたに励まされている人のなんと多いことか。 私はこれからも、あなたを語ります。 やすらかにお眠りください。 いや、ひ... 続きをみる

    nice! 2
  • 117E・キューブラ・ロス「死後の真実」& お父ちゃんの誕生日や

    「みなさんはこの地上での人生を振り返る際、 自分の運命を神のせいにしたりはしません。 むしろ、自分自身を成長させるたくさんの機会を見過ごしてきたことで 自分を責め、自分自身が最強の敵であったことに気づくでしょう。 何年も昔に家が全焼したことや、子供が死んだこと、 あるいはご主人がけがをしたこと、 ... 続きをみる

    nice! 3
  • 116アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」& okudaira base

    アガサ・クリスティは全く読んだことがなかった。 人が殺される話が好きではなかったからだと思う。 この本、何で読んだのかなぁ・・・多分英語。 この物語は、映画や舞台でもよく上演された。 「怒れる12人の男たち」が一部屋の会話だけで、大どんでん返しが起こるように、 このはなしも、10人の登場人物たちだ... 続きをみる

    nice! 4
  • 115 CDアーミン・ローベック「夢」尺八& サッカーおやすみ

    ローベックさんの出会いも不思議だった。 4年前、舞台の出演者を交渉している中、 バレエの本間先生にも快諾してもらった。 本間先生の力量では相当の人でないとバランスが取れない。 相手は、バリトンの砂田さん、と思った。 砂田さんにすぐに電話。あぃや~~~😢NG。バッティングしていた! 乙部さんに電話... 続きをみる

    nice! 4
  • 114 やしまたろう「からすたろう」& バナナケーキが届いた

    画家、絵本作家。 戦前、戦後とすごい人生を歩いた人。 やしまたろうさんの「からすたろう」は、誰かの推薦があって、読んだ。 少し気味が悪い絵だったが、最後は泣いた。 舞台で読んでもらったこともある。 カリフォルニア州の自宅で1994年に85歳で亡くなった。 この作品は、アメリカで書いた。 八島さんと... 続きをみる

    nice! 6
  • 113 矢崎節夫「金子みすゞの生涯」& あぁ、パスワードと合いことば

     何年も前、岡崎のお寺のご住職様からお電話があった。 「金子みすゞはやってますか?」 「いいえ」  「やってもらえませんか」 これが金子みすゞとの出会いだった。 その1年ほど前に、 長門へ近松の公演で行ったとき、金子みすゞの詩が駅前にあり、あらぁ、と思っていた。 いろんな本を読み、台本を書き、岡崎... 続きをみる

    nice! 4
  • 112 ニーナ・ウェグナー「世界を変えた女性のことば」& 顔の傷

    マララさんを英語で読みたかったので買った本。 生まれつき人間は、持っているものがあるように思ってしまう。 その「もの」は必ず、自分に現れ、自分を自分にしていくもののように思う。 人は、出来事で変わるのか・・・ 人は、出来事を引き寄せているのかもしれない・・・ なぜ、マララさんはタリバンの標的にされ... 続きをみる

    nice! 3
  • 111 木内鶴彦「臨死体験が教えてくれた宇宙の仕組み」& 好きと得意

    二度も臨死体験をした木内さん。 人生観がかわるのはわかる。 友達が、出産のとき、黒い塀があって、それを超えたら死ぬと思った、といった。 後で聞いたら、出産中に呼吸がおかしくなって、お医者さんや看護師さんたちは、 大変だったという。 宮沢賢治の「ひかりの素足」というお話も、臨死体験の話と読める。 こ... 続きをみる

    nice! 3