小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

128久保田カヨ子「男の子の育て方」&  娘のしかり方

二人の男の子を育てた育児論。
おもしろい。
今太一が7才になり、かずくんも5才になったので、
すこし男の子のことが解りかけているが、
数年まえは、どうしていいかわからなかった。
娘はひとりっ子だったので、男の子がわからん~と困惑していた。
私も姉妹で育ち、子どもな娘一人なので、男の子のことが
わからなかった。おもちゃや遊び、絵本もなにがいいのか・・・
そんな時、カヨこばあちゃんには助けられた。
今、振り返るように、この本を再読することができた。

★上の太一は、小学校に上がり、ずいぶんこころの余裕が出てきた。
 かずくんのわがままを聞くようになったし、ばあばへの暴言はなくなった。
 かず君は、5才。まだまだ自分で思うように出来ないこともあり、
 太一と比べて怒って泣くこともある。
 風船でバレーボールを兄弟がやってた時、ふと、落ちてきた風船を、さわった。
 かずくんが怒り、ばあばに暴言をはいた。
 「ばあばが悪いんだからね!なんでやるんだよ!ばあばのせいだ!」
 台所にいた娘が「かずくん、そういう言い方してはダメって言ったでしょ!」
 と、言った。
 かずくんは、階段の途中で、うなだれてしょんぼり立っている。
 かず君をじっと見つめる娘。
 じっとうなだれているかずと。
 娘もかずくんも無言・・・。


 「太一、バレーボールやろう」と太一と二人で遊びだした。
 しばらくすると、かずくんがやってきて
「かずと、ばあば組」といつの間にか
 機嫌が直り、一緒に遊んだ。


 あとで、「なんていったの?」と聞くと
 「いや、なんにも。」
 一度叱ったら、黙って見守る。
 娘はいい母親になったなぁ・・・・😢

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