小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

2020年9月のブログ記事

  • 47 常岡一郎「一日一言」& 美和ちゃんがハミガキ

    東城百合子先生が師と仰ぐ方。 東城先生が、京都駅で常岡氏と偶然会われたとき、 「東京に行こうと思うが、切符が買えたら行くし、 買えなかったら行かない」 とお金を持たずに駅に来られた、という。 知り合いと遭われ、「行ってくるよ」 行けるとか行けないとか、心配しない。 出来ようが出来まいが気にしない。... 続きをみる

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  • 46 近藤龍一「12歳の少年が書いた量子力学の教科書」&  お風呂マットと ハンバーグ 

    9歳で「量子力学を自分のものにしてやろう」 と決意したというから驚きだ。 「この頃私は物理だけでなく 様々な学問に興味があったので、  本を大量に読み漁っていた。  加えて私は幼年時代から自分の得た知識を他人に教えるのが好きだった。  こうした読書好きと説明好きが高じて、  自分の本を書いてみたく... 続きをみる

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  • 45 バイロン・ケイティ「ザ・ワーク」& ヘモグロビンM1C

    大事な大事な本! コロナ禍になり、自分を見つめるため、また読み直している。 考えや、習慣、癖を変えるのは、意外と簡単かも。 違う考えを、一度受け入れてみよう、と 思った時、 変化が訪れるのだ。 英会話のyoutubu探していた4年前、バイロンケイティのサイトを見つけた。 面白い~! 本を買った。 ... 続きをみる

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  • 44 ミヒャエル・エンデ「モモ」& お誘いが

    最近100分で名著に取り上げられた。 エンデの見事な小説。 人間にとって時間とは何か 人間が生きるとは何か 豊かに生きるとはどういうことか たくさんのことを思い出させてくれる。 私に与えられた3番目の孫、美和ちゃん。 美和ちゃんには、 競争という概念が当てはまらない。 ゆっくりゆっくり時間が流れて... 続きをみる

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  • 43 大島さくら子「中級からの英文法」& 天賦の才

    さくら子ちゃんと出会ったのは、エジンバラ。 27年前、私は「女殺し油の地獄」の一人歌舞伎で、 エジンバラフェスティバルに、スタッフら7人で参加していた。 昼間はチラシを配った。 そのチラシを見て、来てくれたのがさくら子ちゃんだった。 当時は、留学生だった。 エジンバラフェスティバルでの出会いが、 ... 続きをみる

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  • 42 金澤泰子「天使の正体」& 人参のへた

    美和ちゃんが生まれたから買った。 世界中のダウン症の人たちのことを知りたかった。 すごいなぁ・・・ 何度も泰子さんの言葉に泣いた。 翔子ちゃんの字に涙が出た。 すごいなぁ・・・翔子ちゃん頑張ったなぁ、泰子ママもすごいなぁ・・・ 美和ちゃんは、白血病を乗り越えて退院し、 お兄ちゃんたちにめちゃくちゃ... 続きをみる

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  • 41 折口信夫「死者の書」& お家バレエ#10

    香港に住んでいた瑠美子さんの広い家で、 「このテープいいわよ」と聞かせてもらった。 坂本和子さんがラジオ“朗読の時間”で語った「死者の書」。 心を掴まれた! まさか、香港でこんなすごい出会いがあったとは、 何が起きるかわからない。20年も前のこと。 香港から帰り、米津先生にこの話をした。 米津先生... 続きをみる

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  • 40 阿部國治「少彦名(すくなさま)」& おうちで焼き肉

    米津先生のお宅で見つけた古い3冊の本。 古事記の本。 米津先生は、 阿部先生宅での古事記の勉強会に参加されていた。 「りっぱだったよ」 阿部先生の息吹を感じた。 友人知人に呼び掛け、 米津先生のお家を借りて、 毎月、阿部古事記を学んだ。 レギュラーメンバーの一人である範(のり)ちゃんは、 「あの頃... 続きをみる

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  • 39 重松祥子「宿福の梅ばなし」& 千葉動物園

    夫は、私と結婚してから梅干しをつけだした。 西陣の実家では毎年、おばあちゃんが、“梅酒”を作っていた。 おばあちゃんは明治の人で、 ミミズを煎じたり、十薬(どくだみ)を煮だしたり、 塩で歯を洗ったり、番茶を乾かして掃き掃除に使ったり、 京都の古い話もたくさん話してくれた。 おけら参り、キツネに騙さ... 続きをみる

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  • 38 ドナルド・ホール「にぐるまひいて」& お墓参り

    バーバラ・クーニーが絵を描いている。 美しい絵本。 夫が娘に買った絵本。 今も大好きで、孫に読み継がれている。 ★昨日の日曜日、  夫とお墓参りに行きました。  行くとき、お隣さんとばったり。  久しぶりで夫は話ができ、嬉しそうでした。  同年代はいいねぇ。  その前に、夫の小学校からの親友の電話... 続きをみる

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  • 37 牛田智大「Deleut」CD & 太一のお約束

    なんという愛らしさ! 2012年1月に録音されたので、当時小学6年生。 1999年10月16日福島生まれ。もうすぐ21才・・・ ピアノの才能に恵まれ、幼くして世に出た牛田君。 彼の才能を認めていた中村紘子さんは、 マスコミに出てはダメ、と念を押した。 あまりに早くマスコミに出て 芽がつぶされるのを... 続きをみる

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  • 36 中山正和「考えて仕方があること・仕方がないこと」「道元さんの安楽説法」& 国勢調査

    中山先生の本を読んだのは、 船井先生の本の中に書かれていたからだと思う。 「考えて仕方があること 仕方がないこと」 面白い本だった。 ファンレターを書こうと思い、 住所を教えてもらうために研究所に電話した。 あら!中山先生が直接お出になった! 「じゃ、うちにお出でなさい」 え~・・・ すぐに伺った... 続きをみる

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  • 35 シュルヴィッツ「よあけ」& ガイロク

    娘が大好きな絵本。 3人の子供たちに読み継がれている。 しずかな色があります。 しずかな鼓動が聞こえます。 しずなか魂があります。   ★ガイロク 好きな番組の一つ。  録画して夫とゆっくり見てます。  よかったね~💛  あらぁ~😿  あらぁ~(・∀・)ウン!!  あらぁ~😢  あらぁ~(~... 続きをみる

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  • 34 西岡常一「宮大工棟梁・「口伝」の重み」& 開いた~!

    どうして私の元に、 西岡棟梁のテープがあったのだろう? もう覚えていない。 ただ、夢中で全テープを聞いた。 面白い面白い話だった。 その後、夫の親友から届いた本が、この本。 (直接聞いた話が、やっぱり面白かったなぁ・・・) 西岡棟梁は、立派に生きた人! ★箪笥の小引き出しに、木の箱を仕舞った。  ... 続きをみる

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  • 33 シェル・シルヴァーステイン「おおきな木」& 抗がん治療

    友人の秋元さんの結婚式の引き出物。 38年位前になるなぁ・・・。 これは英語版だが、日本語版も出ている。 母娘で好きな絵本。 人生を教えてくれます。 ★退院した美和ちゃんは、治療が続いていて、  月に2回、注射を打ちに行く。  小さい身体で、もう打つところがなく、  わんわん泣く。  それを見てい... 続きをみる

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  • 31.32 寺山修司「書を捨てよ町へ出よう」「田園に死す」& 12人の優しい日本人

    寺山修司は、 家出の背中を押してくれた人。 京都を出て、こわいこわい東京の、しかも演劇のプロになろうなんて よほどの何かがないとやれることじゃない。 寺山修司は、浅川マキと長谷川きよしの歌、高橋和巳の小説、安井かずみの本、 花椿の塩野七生、三浦久さんから山頭火・・・いも蔓式に思い出させる。 あの頃... 続きをみる

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  • 30 ナンシー・ウッド「今日は死ぬのにもってこいの日」& 人生レシピ

    P.44 「年月の広がりの中で、  わたしは自分自身を時間で包む。  人生の様々な層で、わたしを包み込む毛布のように。  わたしは君にこうしか言えない。  わたしはどこへも行かなかったし、あらゆるところへ行ったと。  わたしは君にこうしか言えない。  今やわたしの旅は終わったけれど、  実はそれは... 続きをみる

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  • 29 ヘレン・ケラー「奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝」&  美和ちゃんのメガネ

    幼い時、多分小学校に入ったばかりの6才だと思う、 京都の四条にある映画館へ連れて行ってもらった。 この映画を見たのだ。 最後の「ウオ~ア~」の場面で 泣いた。 それから16年後、 東京の小さなアパートで、TVでこの映画を見た。 6才の記憶が鮮明に戻った! また泣いた。 アン・バンクロフトとパティ・... 続きをみる

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  • 27・28 矢作直樹「ひとりを怖れない」「人は死なない」& 蔦~

    矢作さんの本はたくさん読んだ。 救急医さんだったから説得性がある。 「・・・ひとは決してひとりじゃない。  こっちの世界とあっちの世界はつながっている。  ひとりじゃないけれど、  こっちの世界で誰かと時間を共有して学ぶため、  同時に、  ひとりの時間を楽しむために、  私たちはどうやらこっちの... 続きをみる

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  • 26 辻 邦生「西行花伝」& 9月の多田野弘語録「人間を磨く」

    「この本面白いわよ」と千代子さんが言った。 あるページまで来ると、一気に進んだ。 物語、分厚かった。 西行と待賢門院(藤原 璋子たまこ)、鳥羽天皇、崇徳院、後白河法皇・・・ 平安末期、武士が台頭していく時代を背景に書かれたすごい小説! ★2020年9月 多田野弘語録が届いた。  全文です。興味のあ... 続きをみる

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  • 25 ジョージ秋山「浮浪雲」& お隣さん

    ジョージ秋山さんが亡くなられた。 亡くなる前に、「浮浪雲」が(完了)。 ザーザー、ハハハハハ、ザーザー。 海の音と浮浪雲の笑い声。 長い物語は終わった。 浮浪雲の単行本、夫は買い続け、 わたしも全部読んだ。 「今日はあると思ったらやっぱりあった」出たらすぐ買っていた。  本好きの彼は、本に関してだ... 続きをみる

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  • 24 エドガー・ケイシ―「我が信ずること」& 昆虫図鑑

    エドガー・ケイシ―。 リーディングという、不思議な能力を与えられた人。 自分が何を言ったか、 本人はしらないのだ。 しかし、この本から、 天がこの人を選んで、人助けせよ、と言われたのだと知った。 P.95「毎日の生活が大切です。 昨日、行い考えたことが、 今日の自分だからです。 一つ一つの思いが、... 続きをみる

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  • 23 吉田満「戦艦大和」& それぞれの人生

    「これ聞く?」 瑠美子さんが言った。 坂本和子さんがNHKの”朗読の時間”で語られた 折口信夫の「死者の書」だった。 すばらしさに、もうびっくり。 テープをダビングしてもらった。 何度も聞いた。 瑠璃子さんは、日本にいる時 坂本和子さんに朗読を習っていた。 当時、ご主人が香港勤務で、 わたしも、た... 続きをみる

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  • 22 ターシャ・テューダー「最後の言葉」& 決意するとき

    60才から庭園を造り始めたアメリカの童話作家。 見事に自分の命を生き切った。 ターシャの番組が好きで、 家族で見た。 わたしにはとても真似のできない素晴らしい暮らしがあった。 わたしも一緒に過ごしているような家族になった気分を味わったものだ。 ターシャに会いたくなったらこの本を開く。 人は、いつく... 続きをみる

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  • 21 ジョ―・ディスペンザ「あなたという習慣を断つ」& 台風

    面白い本です。 ジョーはこう書いている。 P.74 「 原因から結果を引き出す   という順序で進む代わりに、  私の娘は  結果を引き寄せられるところまで  意識の状態を変えたのだ。  彼女は量子の法則を体現した。  彼女は量子場に存在していた望ましい運命に  電磁的につながり、  その結果  ... 続きをみる

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  • 20 乙部順子「小松左京さんと日本沈没 秘書物語」& 実際は・・・

    乙部さんが書いた小松左京先生との年月。 2011年7月26日に、80才で亡くなられるまで34年間、秘書をされた。 小松左京事務所㈱イオの代表取締役になり、 小松マガジンを50号まで刊行。 小松先生の偉業をほぼ全部まとめあげた。 乙部さんの事務能力はすごい! そのすごさは、大阪・花博での顛末記の中で... 続きをみる

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  • 19 小松左京「果しなき流れの果に」& 再放送9月10日朝8時NHK BSプレミアム

    養成所の時、新宿成子坂に住んでいた。 会ったこともない隣の人が引っ越した。 本の束が階段下にあった。 紐のかかっている一番上の本・・・ 「小松左京・・・読んだことないなぁ」と抜き取った。 それが、10年ぶりの小松SFとの再会だった。 このSFがあまりに面白かったので、次々に本を買った。 「あれ、『... 続きをみる

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  • 18 アシュリー・ヘギ「アシュリー」& 9月2日は変化の日だった

    「プロジェリアじゃなければいいのに、なんて思わないわ。  わたしは、わたしという人間であることが幸せだし、  神さまがわたしをこうお創りになったのには、  きっと理由があるはずだもの。」アシュリー (1991年生まれ)  プロジェリアとは、人の10倍の速度で老化する病気。  とても稀有な病気だけれ... 続きをみる

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  • 17 鈴ノ木コウ「コウノトリ」& 美和ちゃん退院

    「コウノトリ」は娘がTVで見ていた。  太一もかずくんも好きな番組だった。  わたしも録画を見て泣いた。  アマゾンで、まとまって漫画で売っていた。  買った。  妊娠出産って、本当はものすごく大変なことなのだ、と  いまさら知った。    ★3番目の孫の美和ちゃんは、ダウン症で生まれた。   ぎ... 続きをみる

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  • 16 木村達雄「透明の力」「合気習得への道」& 事件

    エネルギーがある最高の本。 16年ほど前に矢山先生から木村達雄先生を紹介していただき電話をかけた。 話の流れで、「来ますか」ということになった。 「はい」と、筑波大学へ行った。 木村先生の研究室で、わたしはとんでもないことを体験したのだ。 私はソファの前に立ち、両手を前に、木村先生が私の両手首を軽... 続きをみる

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