小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

121 ルドルフ・シュタイナー「いかにして高次の世界を認識すか」& 鈴子さん安らかに

大好きな本です。
シュタイナーはすごい。
この本は、どのようにして高次の世界を認識することができるのかを、
教えてくれている本です。
「すべての人間のなかには、高次の世界を認識する能力がまどろんでいます」
としながらも、
「あなたがそれにふさわしい段階に成熟するまでは、明かすことが許されていない」
とします。
深い深い本。
ゆっくりゆっくり実践を伴った生活をすることが大事です。
まずは、
〇自分ひとりの時間を持つこと
〇すべての物事の良い面を見るようにし、人を裁く判断を下さないこと
〇人と出会った時に、愛情をこめてその人の長所のなかに深く没頭すること
シュタイナーはこうも書いています。
「賞賛すべきものを軽蔑したり、毛嫌いしたり、過小評価したりすると、人間の認識能力は
麻痺し、死滅します」
う~ん、深い・・・毎日毎日、不安を口に出し、ネガティブな言葉を吐いている自分を
真剣に反省しなくては・・・

★昨日は、鈴子さんの葬儀と納骨で谷中に行ってきました。
 光子さんと久しぶりでお会いできて嬉しかったし、
 参列者のあたたかなエネルギーがここちよかったです。
 深い縁で結ばれた人たちが、鈴子さんが御墓におさまるのを確認した。
 魂は行き着くべきところに行き着いたのですね。
 歌手の智子さんという綺麗で清楚な方と、帰りに珈琲を飲んだ。
 嬉しかった・・・鈴子さんがくださった新しいご縁。大事にしたい・・・
 人は生まれ、旅をして、また大地に帰っていく。
 それでいいのですね。それがいいのですね。明日も生きよう、笑顔で。
 鈴子さん安らかにお眠りください。


 偶然はない。


 毎月送ってくださる徳間書店さんの「子供の本だより」。
 友達が編集者だったときからずっと送っていただいている。
 ふと、今月はちゃんと読んだ。
 巻頭のことばは、高尾さん。
 心が動かされた!
「命の真清水(ましみず)」という題名。
「最近、『岡潔 数学を志す人に』(平凡社)に収録されている「生命」というエッセイ
 に改めて感銘を受けました。
 数学者の岡は、文中、『天つ真清水受けずして 罪に枯れたる ひとくさの 栄えの花は
 いかで咲くべき そそげいのちの真清水を』というキリスト教の讃美歌を引用した
 上で、子どもの心の芽を生き生きとさせるには、絶えずきれいな水を注いでやることが
 大切だ、といいます。きれいな水とは、たとえば、先人の残した学問や芸術、美しい物語
 といった文化のことで、こうしたいろいろな良いものを子どもに伝えてやるのがいい、
 というのです。」
  
  孫たちを大事に育てようと、また思った。

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