小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

23 吉田満「戦艦大和」& それぞれの人生

「これ聞く?」
瑠美子さんが言った。
坂本和子さんがNHKの”朗読の時間”で語られた
折口信夫の「死者の書」だった。


すばらしさに、もうびっくり。
テープをダビングしてもらった。
何度も聞いた。


瑠璃子さんは、日本にいる時
坂本和子さんに朗読を習っていた。


当時、ご主人が香港勤務で、
わたしも、たまたま香港大学に招かれていたので、
神戸さんのおうちを訪問したのだった。サーズが終わっていたころだった。


帰国した瑠璃子さんから、
「坂本和子さんの最後の朗読会があるからいかない?」
と電話がかかってきた。
「今日」
行くと決めた。


内幸町での朗読会はなかなか始まらない。
制作者が出てきた。
「あのぉ、坂本さんが、地下鉄で階段から落ちて病院に行かれました。
でも本人は、やるといっていますので、
もう少しお待ちください」
客席がざわついた。
・・・こんなことってあるのだ・・・
その後、何十分か観客はおとなしく待った。


坂本さんの朗読は、
『戦艦大和』だった。
素晴らしかった!!泣いた!
坂本和子さんの最後の舞台を見られてよかった。
本を買って読んだ。
すごい本!名著と言われるわけだ。この本から真実を感じた。
坂本和子という人の実力に感動した。
無理に誘ってくれる友人はありがたい。(瑠美子さん安らかに・・・)

★えっちゃんは、家のことをよく知っている。
 あきちゃんは、車のことをよく知っている。
 小百合はアロマのことをよく知っている。
 ゆうちゃんはお料理のプロで、
 本間先生はバレエのプロ。
 雅榮さんは、護摩行のプロで、
 ロッシーとちゃーちゃんは、パン焼きのプロ。
 みきちゃんは、琵琶のプロで、
 砂田さんは、バリトン歌手。
 川口さんはビオラのプロで、
 ローベックさんはチェロと尺八のプロ。
 乙部さんは、小松先生の代弁者。


 太一は、サッカーとピアノに夢中で
 かずくんは、バレエとピアノを始めたばかり。
 美和ちゃんは、お名前呼ぶと、手を挙げるね💛
 かっちゃんは、涙もろくなり
 わたしはというと
 焦ることも、イラつくことも、苦しいことも
 いつの間にか、ないなぁ・・・
 いただいた仕事をこなしましょう。

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