41 折口信夫「死者の書」& お家バレエ#10
香港に住んでいた瑠美子さんの広い家で、
「このテープいいわよ」と聞かせてもらった。
坂本和子さんがラジオ“朗読の時間”で語った「死者の書」。
心を掴まれた!
まさか、香港でこんなすごい出会いがあったとは、
何が起きるかわからない。20年も前のこと。
香港から帰り、米津先生にこの話をした。
米津先生の返事に、またまたびっくりした。
「僕はね、折口先生の晩年6年間お世話したのだが、
先生がなにか書いていらして、
僕にも絶対に見せなかった。それが、" 死者の書 "だった」
え~~~!
この作品が書かれたとき、米津先生、そばにいたんですって!!
すごいすごいすごい!
私は大興奮した。
米津先生の1周忌から、米津先生のお供養のために
「死者の書」の朗読会を始めた。
全20章。5年ほどで読み上げる予定だった。
ところが、とんでもない。
非才浅学の私が、一文字すら変えることができない・・・
変えてはダメだとわかった。
完全なる原文読みが、お二人への尊敬を表せる行為なのだ。
今年は米津先生の7回忌。第13章を読む予定だった・・・。
・・・コロナで舞台は中止・・・。
あと8章。あと8年。
そっと続けよう・・・
★週に5日、運転50キロ。
数年前から股関節と坐骨神経の痛みが消えない。
筋肉が衰えてるんだ・・・
youtubuで見つけたのが、“お家バレエ”というサイト。
ドイツでバレエ教室を開いている日本人女性。
きれい、美しい、丁寧、よくわかる。
#10が、バーレッスンのフルバージョンで、33分。
数日前からレッスンさせていただいている。
ありがたい。
本間先生のレッスンは、相当すごかった、と今わかる。
★