小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

43 大島さくら子「中級からの英文法」& 天賦の才

さくら子ちゃんと出会ったのは、エジンバラ。
27年前、私は「女殺し油の地獄」の一人歌舞伎で、
エジンバラフェスティバルに、スタッフら7人で参加していた。
昼間はチラシを配った。
そのチラシを見て、来てくれたのがさくら子ちゃんだった。
当時は、留学生だった。


エジンバラフェスティバルでの出会いが、
ロシア・ペルミ国際演劇祭への招待作品となり、
サンクトペテルブルグの演劇大学で、日本人第1号のゲスト先生となり、
エール大学で教えることへ繋がっていったのだから、
人生は面白い。
面白いことがいっぱい起こったなぁ。
困ったことを、面白いと感じる性格かもしれない。


さくら子ちゃんは、帰国後、英語を教えながら立派な本を出した。
留学を仕事につなげたのだ。いい本です。


★かずくんが通っているバレエ教室に、4才の女の子が8月に入ってきた。
 生まれて初めてバレエを習うのに、はじめからうまい。
 こういうのを天賦の才というのだと思った。
 急にバレエを習いたい、といったらしい。


 諏訪内晶子ちゃんも、
 3才でヴァイオリンを見た時、泣いてヴァイオリンを離さなかった、という。
  
 かなうちゃんも、何かある。
 かずくんは、毎回、かなうちゃんを自分の前に並ばせている。
 かずくんとも何か縁があるのだろう、と思う。


 レッスンの40分間、外の窓からそっと覗いている。


 これからどんどん寒くなるだろうが、
 幼い才能たちが育つのを見られることは最高の仕合せだ。


 わたしも一緒にプリエやっている。

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