78 瀬戸内寂聴「人生相談」 & ママが大好き
夫が瀬戸内さんの「源氏物語」や本を買っている。
本があるので私も読んだ。
講演会も2回行った。CDも聴き、テレビも見て、ラジオも聞いた。
凄い人生を歩いている人だと思う。
貫く力は、生まれ持ったものなのか、自らが育てたものなのか。
京都のバーで、隣同士になったことがあった。
誰に連れて行ってもらったのかなぁ?
私が一人で行くわけはないし・・・
瀬戸内さんの衣姿に気を取られ、誰と言ったのかも思い出せない。
そのバーのママが、ある小説のモデルになったらしい・・・
聞き耳をたてていた自分を思い出す・・・
悩みに対する答えは、なるほどと思うことが多い。
1922年5月15日生まれの98歳。見事~~~
★ バレエの帰り道、かずくんが、「ママに会いたい」と言った。
家にいるよ、と答えたが、「ママがいい、ママに会いたい」と言う。
帰宅したら、太一とゆいとくんがいて、ママと美和ちゃんはいない。
「ママは?」「中央公園」
ゆいとくんは中央公園のすぐ近くなので、
「みんなで探しに行こう。」と、車でゆいとくんを家に送った。
かずくんが、「ママいない」「太一は?」「家に帰った」
え、こんなに暗いのに、一人で帰っちゃったの?
「うん、ママが家に帰ったかもしれないから」
かずくんを乗せて、家に帰る。
先に帰っていた太一が、「ママいない」という。
「えっちゃんちかも」
「ばあば、早く電話して」
え~っと、待ってね、と携帯の番号を探す。
かずくんは「ママ、ママ」と泣き出している。
太一が、「電話もういいよ、行こう!」と言う。
と!ママが帰ってきた!
東公園で、ママ友たちと会い、みんなで久しぶりなのでおしゃべりしていたという。
無事でよかったね。
「あれ、どうしたの?」ママはきょとんとしている。
かずくん、今日はママに会いたかったんだよね。
家に入り、かずくんは少し安心したが、涙が頬にこぼれていた。
ママが「ぎゅーする?」「うん!」
ママにぎゅーしてもらい、やっと安心したかずくんでした。
世界中の子供たちが、
ママの胸に抱かれて大きく育ちますように・・・
ママの愛を世界中の子供たちに、お与えください、神さま・・・
子供たちが大きくなるまで、
ママを子供たちから取り上げないでください、神さま・・・
人は、寂しい。
人は、手のぬくもりが欲しい。