77 奥田みのり「若槻菊枝女の一生」& 娘と孫たちのパワー
みのりちゃんとは、サンフランシスコのジャパンタウンにあるAATC(アジア・アメリカ・シアター・カンパニー)に、
NPOを学ぶためにインターンシップに行ったとき、出会った。20年前のこと。
AATCが入っているビルの受付にみのりちゃんが働いていて、
毎日明るく声をかけてくれた。
たまにランチを一緒に食べに行った。
AATCでは、質問しない限り、教えてくれることはなかった。
「ワークショップをやろう」と決め、
みのりちゃんに相談して、無料で貸してくれる場所を教えてもらった。
ジャパンタウンにある2つの新聞社とラジオ局に宣伝に出かけ、
スーパーにもチラシを作り伝言板に貼った。
「あなたは、日本に帰って自分で立ち上げなくてはならないでしょ」とジェーンが言った。
アメリカはそういう国だ。ワークショップは人が集まった。
そういう国で彼女は立派に働いていたのだ。
彼女は今、ジャーナリストとして、執筆活動を続けている。
SFでのまじめな仕事は、彼女を成長させずにはいられなかっただろう。
切り開いていくこと、あきらめないこと、あてにしないこと。
若槻菊枝さんを見つけ、追いかけ、いい本を上梓した。
みのりちゃん、これからもがんばれ~!
★夫には仲の良い友達が5人いて、
それまでは外で会っていたのだが、
去年からは、歩行が困難になった夫を気遣い、家に来てくれていた。
ところが、コロナ禍で、今年の3月から、だれも来られなくなった。
リハビリも、ずっとお休みしている。
夫の楽しみは、私が連れ出すランチと、テレビ。
2日前は、一人にする不安があったので、2月以来はじめて
娘のところに連れて行った。
コロナのことがあるが、孫と会えて、脳も活性化したようだった。
娘と孫たちのパワーは、夫をよみがえらせるなぁ、すごい!
月に1回ぐらいは、娘のところに連れて行ってもいいのかな?
夫と私の好きな番組は、録画して、食事の時に見ています。
「エール」
「ガイロク」
「アンという名の少女」
「こころ旅」
「岸本葉子さん司会の俳句」
「のど自慢」
「じゅん散歩」
「なんでも鑑定団」
クイズも見ます。一緒に見て泣いたり笑ったりしています。