小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

269沢村貞子「老いの楽しみ」& 主治医から電話が!

TVで沢村さんのお食事の番組を楽しみに見ている。
久々に、沢村さんの本を読んだ。
1996年に88才で亡くなられた。
この本は、85才の時に出版された本。
文章の若々しさと、ご主人への慈しみがあふれていて
読んでいてジーンと沁みる。
当たり前と思わず、感謝を言葉にだそう・・・
かく生きたし。

★くもり 暑くもなく寒くもなく
 白い木綿のブラウス1枚で大丈夫だった。


 娘は歯医者さんへ行ったので、今日は5時間美和ちゃんと二人だけの時間。
 ご飯を食べたり、歯磨きしたり、ピアノ、本、じゃれあい、
 今夜のハンバーグを作っていた時、むこうから私の足元へ来た。
 「なあに?抱っこしてほしいの?」と聞くと、ちょっと離れた。
 「あれ?トイレかな?」
 連れて行くと、すぐにやった。おむつは濡れていなかった。
 「美和ちゃん偉いよ!よく教えたね」と大いに褒めた💛
 娘が午後2時に帰ってきたので、私は帰宅。


 夫は朝食も昼食も食べていない。
 「あれ、おなかすかないの?」
 「ちょっと空いたから今食べようかと思って・・・」
 今日の10時に、こけて背中をしこたま打ったらしい。痛がっている。
 「電話しようかと思ったんだけど・・・」
 う~~ん、その時間に帰ってくるのは無理だったね・・・
 「痛い、ということを聞いてほしくて」
 わかるわかる、人に言うだけでちょっとは気が収まるもんね。
 その時、電話が・・・
 「もしもし、そろそろ落ち着いたので、どうかなと思って・・・」
 ぎゃ!主治医からだった!
 「体調が悪化していること、手術はうまくいっても、
  10日間面会ができない不安と、看護師さん忙しいのでトイレ介助もしてもらえない
 だろうし、まして、リハビリもできないとなると、認知症が進んだり、
 今より歩けなくなるんじゃないかと、不安。」と率直に話した。
 先生は「手術後は拘束します」と断言。
 あと尿道カテーテルもやるとのこと。
 う~~~ん・・・・亡くなった父への〇〇リハビリセンターと〇〇病院のひどい拘束が、
 今も私のトラウマになっている。
 「心が痛まないの?」と何度も思った。
 世界から非難を浴びている《拘束する特殊な国、日本》。
 医療者は、患者の立場に立てないのかと何度も思った。
 「あなたは拘束されて平気ですか」と何度も医師や看護師に聞きたかった。
 「拘束されるような態度をするあなたが悪いんです」というのが哲学なのだろうか・・
 ああ、ここでまた拘束が出た。
 以前話し合いの時、手術後は必ず拘束します、という説明はなかった。
 あのときあったら、私たちは手術に同意していたか・・・いや、お断りしただろう。
 来週、主治医と話し合う。そして、「手術しない」選択をお話しする。
 わたしは在宅介護の覚悟出来た。
 どんどん下の世話が大変になっているし、夜中の介護が眠いが、何とかなるだろう。
  
 来週の木曜日、午後4時、夫の病院。
 娘に連絡すると、
 美和ちゃんが病院で、かずくんがバレエで、太一がサッカー。と多忙の日。
 娘一人では回らない。パパがお休み取れたらなぁ・・・
 ひょっとしたらいよいよステップワゴンに乗るかも・・
 道細いし、駐車場も狭いからなぁ・・・今から心配しても始まらない!!
 この世はなるようになっている(^▽^)/


集団で咲く可憐な花たち

わたしもがんばろう・・・ 

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