小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

67 中村公隆「大日のごとく生きる」 & 手芸屋さんで

愛染明王さまと出会い、
近松門左衛門が、大阪天王寺にある愛染堂の前で男女が出合い
恋に落ち、父の敵討ちをするという、
荒唐無稽なお話がある。
「賢女の手習い並びに新暦」である。
わたしは、この舞台が完成され、世に出るよう、がんをかけた。
西国の愛染明王さまをお参りすると決めた。
その中で、
もっとも
清浄で美しいお寺が、鏑居寺(かぶらいじ)さまだった。
もともとは荒れ果てたお寺だったという。
中村公隆住職が、おがんでおがんで、お寺を清浄な場にされた。
首を垂れた。


金沢の宝泉寺の辻雅榮さんのところへ行ったとき、
愛染さんをお参りしていることを話した。


そのとき、こんな話をされた。
「自分が護摩を初めてたくとき、
金山穆詔さんの護摩を真似したいと思い
見ていた方のところへ行き、護摩の焚き方を一度だけ見せていただきました。
 それが、鏑居寺(中村公隆先生)さんでした。」


背中に電気が走った。
なんと不思議な、
なんとありがたい!
私が摩訶不思議な空気を感じたお寺、
魂が清められるような感覚を持ったお寺、
それが鏑居寺さん、中村先生だったことを感謝した。


中村先生とはお目にかかれなかったが、
人が心を込めて磨き続ければ、
場が清められることを肌で感じられたことは
仕合せだった。



★娘に頼まれて、最近は
 座布団カバーだの、マスクだの、よだれかけだのを作っている。
 
 裁ちばさみ、ミシン糸、ゴム、ひも、生地、ガーゼ・・・
 足りないものが、いろいろ出てきた。


 娘が、生地をもっと買うといい、
 イオンの中に入っている手芸屋さんへ行った。


 買いたかったもの、買いました。
 当分ミシン、やりそうです。
  
 あきちゃんちのアパートの退所のたちあいは、
 雨の中、
 娘が行ってくれて無事終了。


 今日もがんばろう。

×

非ログインユーザーとして返信する