小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

615イサク・ディーネセン「エーレンガート」&俳句大会

この本には、もう1作「エーレンガート」が併録されている。
素晴らしい作品!
この作家の本名は、カレン・ブリクセン。
女性だが、イサク・ディーネセンという男の名前で世に出した。
まだまだ女性が自分の名前で出版できる時代ではなかったのだ。
良い本と出会ったものだ。感謝。

★曇りのち雨 また寒くなった・・・・今年は和六
今日から5月。
昔はメーデーだったが、今はどうなっているんだろう。


今日は、全国俳句大会だった。先週は短歌大会。
2週続けて楽しめた。
印象深かった短歌・・・
「信子、草摘みに行かない?と 母の声  霏々と雪降る 如月の夜(よ)に」
「食べないで ほほえむ父に 味噌汁を 温め直し わたしは泣いた」
「また言った あなたは時々「風」と言う 風があなたに 何をするのか」
「 「ワイシャツの白が似合っていましたよ」と一行添えん 職退(ひ)く夫(つま)に」


印象深かった俳句・・・
「柿百個 ひとりの空に 吊るしけり」
「初暦 まづは農事と 誕生日」
「どこへ行く こともなかりし 石涼し」
「春宵(しゅんしょう)や 母の行李(こおり)に 吾の写真」
「うすらひと言へば 微(かす)かに 動きたる」
「人はまだ 君の死知らず 冬の虹」


ああ、夫が違うところに行ってしまう・・・・
一体どうなるんだろう・・・・
明るく行こう!


昼間は稽古してます。
夫が私を探すので、長いことは稽古できない。受け容れるんだ・・・


お、てんとう虫、見っけ!・・・

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