小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

504熊谷晋一郎「リハビリの夜」&ふと思った

なんと共感する本だろう!
自分が不自由になった時、はじめて体験者になるのだ。
今老いを少しずつ体験しているからこそ感じる。

★晴れ 風冷たい
 今朝も走りながら年賀状を出しに行った。
 走ることのできる自分がうれしい。
 足を引きずりながらおるいていた女性を見かけた。
 「私だ・・」と思った。
 可動域を広げることと筋肉をつけることですよ、と言ってあげたい。
 今こうしてほぼ痛み無く、歩けたり走ったりできるようになったことが嬉しい。
 やはりこの世の正体はニュートン力学1+1=2ではなく、1+1=?の量子論
 だと思う。
 股関節の痛みが消えてしまった後、次なる問題が浮上している。
 消化器官・・・さて、この問題は私に何を教えようとしているのか・・・
 答えが分かった時、身体の問題は消える!


 夫がお灸が熱くてダメ、鍼が痛くてダメ・・・痛みにとても弱いように生まれついて
 いる夫。
 ふと思った。
 生まれた時からみなそうなるように決まっていて、
 そうなった人生が、その人の人生、ということ。
 努力したいことと、したくないことは、どちらでも同じ、ということ。
 その人の人生はそのようになるようになっていたから。
 どんな時期がその人に訪れようと、その人の一生には必要不可欠なパーツであって、
 嘆くことも、失望することもないのだ。
 もちろん、嘆き、失望し、幻滅し、後悔することも、その人の人生のパーツであるのだ
 から、「それでいいのだ」と赤松不二夫が言ったとおりなのだ!
 いろんな時期の自分を楽しもう・・・ぜ!


 ≪今日読んだ心に刺さった言葉≫
『カムカムエブリバディ』の感想で・・・
「・・・終わった話が終わっていない、何かの拍子に関連づけられる。
 これは人生そのものである。
 過去の話が何かの折に思い出され、
 それがとても重要だったりすることは往々にしてあるものだ。
 それだけ切り取って独立したものなんてなくて。
 すべてが過去と繋がっている。・・・」
 心に沁みました。


朝7時はまだこんなに凍っている・・・・うちの近所の野原・・・

春一番、見つけました・・・黄色の水仙・・・



 



終わった話が終わっていない、何かの拍子に関連づけられる。これは人生そのものである。過去の話が何かの折に思い出され、それがとても重要だったりすることは往々にしてあるものだ。それだけ切り取って独立したものなんてなくて。すべてが過去と繋がっている。

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