382上橋菜穂子「精霊の守り人」&今日も雨
すごい本。すごい物語!
「・・・なぜ、ととうてもわからないなにかが、とつぜん、自分をとりまく世界をかえて
しまう。
それでも、そのかわってしまった世界のなかで、もがきながら、ひっしに生きていく
しかないのだ。だれしもが、自分らしい、もがき方で生きぬいていく。
まったく後悔のない生き方など、きっと、ありはしないのだ。・・・」
わたしが待っていた本はこれだ!
★雨
夫との合言葉は「大丈夫?」「うん、大丈夫」
昔の話しやら、孫の話しやら、今の情勢の話しやら、いろいろします。
話し相手が、いるっていいね。
しかも、喧嘩しないで共鳴してくれる相手なら尚更いいね。
整形外科の先生「運命です」「こうなったのは、あなたが悪いんじゃありません」
言われてもう11日にもなるのに、まだこの言葉を吟味している。
この11日の間に、上橋菜穂子さんの「精霊の木」と「精霊の守り人」と出会った。
上橋さんからのプレゼントの言葉が、
「だれしもが、自分らしい、もがき方で生きぬいていく。まったく後悔のない生き方
など、きっと、ありはしないのだ。」
ストンと、ことばが腑に落ちた!
私が後悔していることも、もがいた揚句のことだったと思う。
整形外科の先生が、私がこうなった過去のことに全く興味を示さなかったのは、
「今、この状態であること。じゃぁ、どうする?」と現状肯定、治療方針の決定。
なぜ、そうなったのか、と問うても、過去には戻れないのがこの世のルール。
バイロンケイティもそういってるじゃない!
学んだことを、現実に生かせないなぁ・・・
なぜ学ぶのか、現実に生きる知恵を授かり、いざというときの指針とし、支えとする
ために!
日々の生活の中で起きる出来事は、私に与えられた試験である。
先人たちの知恵から、今起きている出来事をどう解決してけばいいのか、よく考え、
行動するのだ。相手を変えようとしても相手は変わらない。それはその人の人生だから。
わたしは、誠実に助言するだけ。いや、助言もいらないかも。
聞かれたとき、そっと自分の考えを語る。老婆のトロガイのように。
あなたはあなたの人生を歩き、
わたしはわたしの人生を生き切る。
太一が撮ったゼラニウム・・・美和ちゃんの病院に咲いてました・・・
ある日の朝ごはん・・サケ、コロッケ、長芋、オートミール、トマトジュースにバナナJ