小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

332美輪明宏「人生・愛と美の法則」&夫の診断書

美輪さんを読んでいます。
これはNHKが人間講座で放送したDVD。
圧巻です!
「私は強い人間ですから、差別されても平気です」とはっきり言う。
闘い続けた人生。

★曇りのち晴れ 暑くなりました!九州は豪雨で・・・天よ、許して!


 今日は土曜日。
 病院へ診断書を取りに行かなくてはならず、
 ちょっと早めに行きました。
 いやぁ、ありがたい、8時40分で、受け付けてもらえ、9時過ぎには貰えました。
 夫の保険金請求は4400円、老健さんの保険会社への診断書が6600円、
 介護サービス利用時診断書は4400円、合計15,400円。


 夫は夜中一人でトイレに行けるようになりました。
 この前喧嘩した日から急によくなっています。
 今朝も大丈夫だったので「あら、すごいじゃない、いいね」とほめると
 「あんたに褒められると、とてもうれしい」子どもか❓
 子供になっているのかもしれません。
 褒められたい、自分はダメな人間だといわれたくない・・・
 そうなんです。
 往々にして、介護をやる側の人たちは、赤ちゃん言葉を使います。
 それは、「あなたは何もできない赤ちゃんですよ」と烙印を押されたように感じるもの
 です。
 義母や父の時に、看護師さんやリハビリの人たちに、強く感じたものです。
 「おいおい、若者よ、この年寄りたちは赤ちゃんじゃないんだよ、大人に話すように、
  丁寧語、敬語、尊敬語使ってよ」
 「ねぇ、長谷川式やるのいいけど、滑舌悪すぎ、何言ってるのか私にもわかりませんよ」
 「ねぇ、長谷川式やるのいいけど、父は東京弁でいわれると聞き取れませんの、
  京都弁言ってください」
  (声を大にしていいたい、長谷川式は東京中心主義!その患者さんの故郷弁でやるべ
   き。私が京都弁で質問すると、父は答えられました。)


 「ねぇ、看護師さん、時計の無い部屋で、今何時ですかって聞くのおかしくない?」
 「カレンダーの無い部屋で、今日は何日ですかって?あなた疑問感じない?」
  (その看護師さんに聞きました。彼女は、「え?」と驚いた。そして「確かにそうです
  ね」と小さな声で言いました。矛盾に気づかないくらい看護師たちは麻痺している。
  父はこの病院にいる間、毎晩、日にちと時間を聞かれ、毎晩「×」と印されてい
  た・・・ひどい!)


  医療現場の変革は難しいのでしょうね・・・
  介護する側が、年寄りになり不自由な身体になり、お世話を受ける側になった時、
 「ああ、自分もこうやってきたんだ」と気づくでしょう。
 でも、その時、あなたが世話をした年寄りたちはみな鬼籍の人。


  これから夫がお世話になる老健の人たちが、夫のことを大人扱いし、
 「通常生活に戻るために、今ここでリハビリしているのだ」と、思ってくださる方たちで 
  ありますように・・・
 あきちゃんのところだから、大丈夫とは思いますが・・・
 夫も、あきちゃんがいるから、高いお金を払って行くのです。なんだかんだで月20万円。
 夫は、ひょっとしたら、行きたくないのかも・・・急に歩けるようになってます。
 あら・・・・


 ベランダで・・・

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