296岩宮武二「京いろとかたち」& 夫、病院で検査
なつかしい昔がここにあった
何気なく見ていたものばかりだが、やはり京都には
歴史の時間が流れていたのだ。
私が育った西陣は、質素で、おばあちゃんはいっつも「しまつしいやと」言った。
飲んだ番茶の葉は捨てずに、畳に撒いて掃いた。「ほこりがたたへんやろ」
スイカは井戸で冷やした。
どこの町内も、夕方には子供たちが「火の用心回り」をした。
「マッチ~一本火事の元、一つ、火の~よ~じん」チョンチョンチョン(と拍子木を打つ)
「さかな~やいても 家やくな、ひとつ、火の~よ~じん」チョンチョンチョン・・・
今も回っているのかなぁ・・・
★晴れ
今日は夫の検査日。
血液、検尿、心電図、レントゲンとぐるりと検査して、
主治医の診察を待つ。
先生が飛んできて「コロナのワクチン打ちましたか?」
「いいえ、先生が、手術後のほうがいいでしょう、とおっしゃったので」
「ヒュー、よかった~。ワクチンを打つと、免疫力が下がるというので
ワクチン打った人は2週間手術を伸ばすように、とお達しがでたのです。」
検査結果は、ヘモグロビンM1Cha,7.5! なんで~~~ガク!がんばったのにな・・・
しまし、予定通り手術は決まった。
6月6日に朝PCR検査を受け、午後、陰性ならそのまま入院。
6月7日の手術は2番目に変わり、午後4時ころからという。
手術に入る夫を見送れるという。
太一とかずくんのピアノがあるので、残念と思ったのだが、
あとで娘から電話があり、7日はピアノレッスンがお休みと知った。
あれ、この共時性はいい予兆ね。
夫の手術を見送って、帰ってくるときもお迎えできるね。
明日は雨かぁ。
アジサイさんが喜ぶね・・・