小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

287松本清張「愛犬/足袋」& 落研からのメール・・・

松本清張さんを聞いています。とても面白い!
すごい作家。
日本の良心。

★今日は暑かった。しかし風が気持ちよかった。
 今は夜だが、窓を開けると風がヒューっと入ってきて気落ちがいい。


 先日、京大落研からメールが来ました。
 今年の新入部員が32名でにぎわっていること。
 その中で、「先輩の芸名の由来を知りたい」という部員がいて、
 私の芸名が寄席のチラシと、OB名簿で違うので、どちらが正しいのでしょうか、と
 いう質問だった。
 私は、若かりし頃、京大のインド哲学の聴講生として在席していたことがあった。
 聴講生にもかかわらず、ふと見かけた落研の部室に、す~っと、引き寄せられるように
 入っていき、入部を希望した。
 太っ腹な先輩たちのおかげで入部が許された。
 新入部員は先輩に芸名をつけていただくのだが、
 私は入部前に、名前を持っていたので、そのまま芸名が認められた。
 「津然也 庵」~つづれやいおり~と読む。
 高校で落語をやっていた同級生につけてもらった芸名である。
 高校の時、耳落語程度かじっていた。
 由来は、「落語を庵でつづれ」という“徒然草”をもじった名前だった。
 入部して、長唄三味線を習いに行きだし、それが、近松門左衛門を一人で演じる
 「一人歌舞伎」につながり、その後、浄瑠璃三味線を習い、太夫名を許され、
 《一人で弾き語り、演じる》という新しいスタイルの演劇を生み出した。
 先輩が「愛宕山」をやりたいから、とテープを渡され、落語の後ろに聞こえる音を必死で
 取った体験が、ロシアの演劇大学で、学生たちに、テープを渡し、音を取らせること
 につながった。
 「京の茶漬け」は京都弁と大阪弁の違いを教えてくれたし、
 「立ち切れ」を稽古して、えらい先輩に怒られたが(新米がやるネタではないと)、
 小松左京先生が「立ち切れ」を題材としたSFを上演の時に生かされた。
 人生に無駄なことは何もないと、つくづく思う。


 今回の落研さんからのメールは、忘れていたことを思い出させてくれ、
 たしかにあった青春時代を走馬灯のように思い出すことが出来た。
 ありがたいメールだったなぁ・・・。


 娘の肩ヘルニアはずいぶんよくなったとのことで、ほっとした。
 今夜からは2階で家族で寝る、という。かずくん、よかったね。
 「明日は、大丈夫だから、来なくていいよ」と、お休みをもらった。ありがたし・・・
 夫の体調が日に日に下がっているので、明日は、外食に連れ出し、刺激を与えたいと
 思う。私の股関節、今日は調子が良かった。


あら、数枚だけが赤くなってる・・・

この緑も好き

×

非ログインユーザーとして返信する