小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

284島秋人「遺愛集」& 運動会あり!

人を殺め、牢獄に入って短歌を知り、自分を発見していった人。
幼いころの境遇が、彼を彼にした。
彼と同じ境遇の人が皆、道をそれるとは思われないが、
幼いころの体験が、人の一生を決めていくことが多い。
彼が母親に愛されて育っていたら、違う人生であったかもしれない。
それでも、殺された側に立つ私がいる。
被害者に「罪を憎んで人を憎まず」とはいえない。


人を殺した人の1割程度しか殺したことを反省していない、という。


★雨のち曇り
 朝、雨だったので、太一の小学校の運動会は延期と勝手に思い、
 夫をお風呂に入れた。
 「出てね~」と言ってもなかなかあがらないので、朝食の支度をした。
 携帯に電話。「お母さん、今日運動会やるって!」
 「え!何時集合?」
 「8時20分には学校に行きたい」
 「なんでもっとはやくいわないのよ!」
 「今ラインが来たのよ!」
  時は7時10分。お風呂場に飛んでいく。湯船からまだ出ない夫に
 「運動会あるんだって!早く出て!」
 「いいよ、行っちゃって。おれ一人でやるよ」
 「できるわけないでしょ!早く立って!」
 「早く着替え!」「足上げて、手まげて!」「早くして!」
 「怒るなよ、出来ないよ」
 「怒ってないよ、助けてって言ってるの!」
 朝食の前に座らせて
 「ごはん食べて!こけないでよ!ベッドに行ける?!もう行くよ!」
 と、夫を置いて、娘のところへ。
 7時18分、車で出発!
 踏切や、交差点、すれ違いのできない細い道、といつも時間がかかるところを
 天の助けで切り抜けて、
 18キロ先の娘の家に、普通1時間はかかるのに、今日は42分で着きました。
 駐車場に車を入れて、車いすを降ろして、娘の家に到着、8時3分!!!
 ありえないはやさ・・・
 「え!もう着いたの!」
 そりゃぁ、わたしもびっくり。
 7時10分に電話貰って、1時間しないで娘の家に着いたんですから。
 「お風呂に入れてた最中だったのよ。早く動けなくて」
 「パパ動けないもんね、大変だったね。私、学校まで歩いていくよ」
 「なにいってんのよ、無理してまた悪くしたらつらいのは自分だよ」
 と、娘を車いすに乗せ、美和ちゃんをおぶって、
 かずくんと4人で小学校に行きました。
 「道が、ガタガタで痛いわ」と娘。
 体の不自由な人が痛みに耐えていることを実感していました。
 私も股関節が完全に治っていないので、10キロの美和ちゃんをおぶって、
 ちょっと大変ではありました。顔には絶対に出しません。(そこは役者)


 去年から、運動会は、2学年ごと入れ替え制でやっています。
 今年もできてよかった!学校の英断に感謝。
 2年生と4年生が一番早くて8時40分から。
 今年は、ダンスと徒競走のみ。
 ダンスも徒競走もマスクをつけさせ、う~ん、苦しいだろうなぁ・・・
 でも、5人ずつ走るときだけははずしてもよかったんじゃないかな?
 そういえば、「声を出しての応援はやめてください」と今年のほうが厳しいアナウンス
 がありました。
 運動会から帰り、娘を整形外科に連れていき、今日も鍼治療しました。
 太一はお昼に帰ってきました。楽しかったようでよかった。
 動けない娘に変わり、今日も掃除、洗濯の取り込み、太一の宿題を見たり、
 魚屋さんに行き、夕食の支度して、お風呂を入れて、美和ちゃんが寝たので帰宅。
 夫の夕食を作り、寝る支度させて、今になりました。
 明日は、祐ちゃんパパがお休みなので、ほっとしています。
 これからお風呂に入って、今日の疲れをほぐしましょう。
 ああ、今日もたっぷり人生を生きました。
 ありがたいありがたい。


 小学校の横の日枝神社。今はこの木が切られて、左奥の小学校が丸見えになっています。

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