178葉祥明「いのちあきらめない」&おこらない
そうだ。
命をあきらめないのだ。
命いっぱい、この世で生き抜くんだ。
どんなからだでも、どんな境遇でも、どんなにさびしくても・・・
★晴天の土曜日。
美和ちゃんが大好きなピアノに向かっています。
美和ちゃん、命いっぱい生きてください。
ばあばは応援します。
娘が、太一のサッカーチームの役員を引き受け、
今日が引継ぎの日。
家でかずくんと美和ちゃんとお留守番。
太一がサンタさんから貰った双六がかず君のお気に入りで、
二人で遊んだ。
スイッチの頭についていたキノコがポキッと折れた。
「あ、太一に怒られる。もうやめる」とかずくん。
「ばあばがやったというよ」
かず君とオムライスを作った。
11時過ぎに太一とママが帰ってきた。
「おなかすいたぁ」と11時過ぎにオムライスをみんなで食べた。
太一には足りなかったらしい。「ラーメン」をママに注文した。
「かずくん、太一に言う?」う~~ん・・・とかずくん。
「なに?」と太一。
「ばぁば言おうか?」「うん」
「たいち、ごめんね、スイッチのキノコ、折れちゃったの」
「あ、大丈夫だよ、強力な糊あるから。ママやって~」
太一は怒らなかった。7才・・・成長を感じた。
おもちゃは壊れるし、紙は破れるし、あったものはなくなることもあるし、
いちいち怒ったり後悔していたら、その時間、もったいないよね。
物は丁寧に扱い、特に人様の持ち物の扱いは慎重に、でも起きたことは受け入れる。
これが人生の学びだね。
明日は、かず君のリハーサル。
また明日!