175小松左京「果しなき流れの果に」& 小脳のはなし
小松左京という作家を初めて意識した記念すべき作品。
中学生の時に読んだSFが忘れられなかったが、作家の名前までは意識しなかった。
「お召し」=「果しなき流れの果に」、同じ作家と気づいた時のうれしさ、衝撃は
今も忘れない。
人生には、こんな縁深いことが起きるのだと、この世の秘密に触れた気がした。
好きなもの、惹かれるものは、変わらない、ということ。
わたしは縁があったということだ。
★晴天の水曜日
朝7時に娘から電話があった。
あらぁ、なにか急なことが・・・と何度もかけた。
8時半に向こうから電話があり、
「なにかあった?」
「いや、あの昨日さぁ、小脳のテストのこといってたよね・・・」と
小脳は、平衡感覚や姿勢の維持、手足・眼球の運動動作にかかわっている。
転倒にもかかわっている大事な器官だ。
小脳の衰えをチェックする方法として、
★足を縦一直線に並べ、腕を組んで、目をつぶり、20秒立つ。というもの
私は、あ~~すぐにふらついた!ショック!娘はらくらく!すごい!
「太一にやらせたら軽々1分以上で来たのよ。パパもできた」
すごい!小脳発達家族ね。
サッカーのリフティングとけん玉。
足と手、別のようだけど、太一、確かに両方一気にうまくなったもんね。
娘はバトミントンの話をした。
「ダブルスで前後ろ入れ替わりながら交互に打っていくんだけど、
私となお、みっちゃんとまきのコンビで、目標1000回達成したんだよ。」
一人250回はちゃんと打てたということね!
「集中する時間も長いし、体力もいるし・・・」
サッカーのリフティング、平均5回の壁の次に、10回の壁があり、
20回の壁、50回の壁、と平均回数の壁が上がっていく。
VIVIOのコーチは、平均1000回リフティングを目標としているらしい。
「100回出来たらいいんじゃない、という人は、それで結構。
しかし、1000回出来るようになったら、全部できるようになる。違う世界が見える!」
と断言する。
娘は中学生の部活で、ダブルスで1000回の打ち合いをやった経験があるから、
太一にも1000回のリフティングを体験してほしいと思っている。
そういえば、藤井聡太棋聖が、「違う景色を見てみたい」とよく言っている。
体験した人に見える景色、聞こえる音、肌感覚・・・次元が変わるのだろうなぁ・・・。
それは体験した人だけが知る世界だ。
だから、トップアスリートたちは話が合うのだ・・・