小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

184新美南吉「ごんぎつね」&2月の多田野弘さん語録

黒井健さんの絵は本当にきれい・・・
ごんぎつねは悲しいお話。
こころに沁みる。


 今月も多田野さんから語録が届きました。現在100歳
「私の健康増進歴
実践内容            開始の歳 終了の歳  継続年数
禁煙              38歳         続行中
アラームなしの起床5時     40歳         続行中
ジョギング起床後2㎞年中無休   40歳   93歳      53年
冷水シャワー・ジョグ後年中無休 40歳   42歳      2年
水泳(ジョグ後自宅プール年中無休) 42歳   93歳     51年
寒中水泳(元旦、庵治海岸)     44歳   93歳     49年
献血(献血者にて年2回)       60歳   74歳     14年
ハーフマラソン(21㎞)         61歳   71歳     10年
寒中水泳(毎年1月3日大的場)   62歳    93歳       31年
パソコンを習得(指と脳の運動)  71歳         続行中
エッセイを毎月創作(脳の体操)  79歳         続行中
水泳(コナミプール)       85歳    94歳    9年


 歳に似合わない私のふるまいを不思議に思うのか「健康の秘訣は何ですか?」
「どうしてそんなに元気でいられるのか、長寿のわけはありますか」とよく聞かれる。
上記の表に示すとおり、凡てが何十年も続いており、多くの方が意志の強さに驚かれる。
おそらく誰もが、私の健康法は自分には不可能だと思うにちがいない。
ところが、これらは意志の強さとは少しも関係がなく、誰でもできることなので、
そのわけを述べる。


 誰もが朝、洗面や歯磨きをする。もし怠ると、一日中、不快な気持ちになる。
洗面や歯磨きは、すっきりして気持ちがいいので続くのである。
私の健康法もそれと少しも違わない。それを実践すると快いからだ。
禁煙を例にあげると、喫煙を我慢する苦しみよりも、困難と思った禁煙に成功した
喜びが快いからである。「今日一日だけ試しに禁煙してみよう」と思って気負わずに
始めたことが、成功への鍵となった。「今日一日だけ」が続いたのである。


 大決心したのでもなく、大した努力もせずにやり遂げた喜びは大きく、「やればできるぞ」という自信が芽生えた。また、何事でもできると自分の可能性を感じるようになっていった。さらに厳しい目標に挑戦したくなり、自分にチャレンジすることに快感を覚えるようになっていった。まず、アラームなしの5時起床である。朝の起床にほかの力を借りるようでは、人間的成長は望めないと思ったのだ理由だ。ところが不思議にも、5時になると
自然に魔が覚めるではないか。そして、早朝の澄み切った空気へと自然に足が向くようになったのが、次なるジョギングへの始まりとなった。


 朝のスタートがすっきりすると、一日中が積極的な動きを伴うようになり、充実した
一日となることを実感した。こうして、次々とさらなる目標に挑戦するようになり、その
厳しさや苦しさが大きいほど、やり終えた喜びが大きいことを体得していった。
一つの目標を洗面や食事と同じく生活時間に組み入れ、習慣化することによって、快さを
愉しみながら続いたのが、私の健康法の秘策である。」


う~~~ん、すごい!
簡単に言うから続いたんだなぁ・・・努力じゃないなにか・・・
一人さんもいってる「私のは努力じゃないです」と。
「がんばります」とか「努力が大事」とか言ってるよなぁ・・・
 無理があるのだな、根っこに。

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