小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

13 ジル・ボルト・テイラー「奇跡の脳」& 袖すりあうも

TEDで、話を聞いた。
脳科学者が、脳卒中になり、8年かけて復帰していく体験談。
こんなにエキサイティングな話があるだろうか!
早速本を買った!
(久々にTEDで、また見たが、涙が出た。すごい!今も見られて幸せ )


「この本は、激しい脳出血から完全に立ち直った神経解剖学者による
 ーわたしが知るかぎりー
 世界で初めての記録です。」と書き始めている。



「「脳卒中の後、六か月以内にもとに戻らなかったら、永遠に回復しないでしょう!」
 耳にたこができるほど、お医者さんがこう口にするのを聞いてきました。
 でも、どうか、わたしを信じてください、これは本当じゃありません。」


 治した初めての人になればいいのだ。


「わたしにはこの脳の可塑性と、成長し、学び、回復する能力を信じてくれる、
 まわりの人たちの支えが必要だったのです。」


 わかりました!
 わたしがジルさんのお母さんのようになります。


 私は美和ちゃんの生命の可能性を信じる。
 きっと、退院してくると信じる。
 そして、美和ちゃんの人間としての可能性と、
 脳の可塑性により、成長していくと、
 娘夫妻と共に信じる。
 「美和ちゃん、一緒に歩んでいきたいと、ばぁばは思っているよ。」


★娘の家の前で工事があった。
 車を誘導する人と、電柱に登って工事する人。
 急に豪雨。その中も働く人たち。
 西浦資源リサイクルにごみを捨てに行き、帰宅したらまだ工事は続いていた。
 猛暑のなか、ご苦労さんと思い、
 麦茶に氷とちょっと塩を入れ、届けた。
 3人と思ったら、あと4人。
 娘が、塩分チャージとかいうのをくれた。
 あら、あと2人、車に・・・。
 また家に戻り、届けに行ったら、車がなく、向こうの電柱に移動していた。
 「あら、向こうに行っちゃった・・・」
 「あ、持っていきます」
  と、工事の方が言ってくれた。
 「じゃこの塩分チャージもあげてくださいね。
  コップは、その辺に置いておいてもらえれば・・・」


  〽ピィンポーン
 「ごちそうさまでした。工事終わりましたから」
  ニコニコ顔のお兄ちゃんが、コップを持ってきてくれた。


  お互いに、ちょっと幸せな時間だった。

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