小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

468E・スウェーデンボルグ「天界と地獄」& 来るものは呼ばれたもの

すごい本。
人間は、ひとりひとり見えるものが違うということを知らされる。
潜在的にある見たいものを見るのか・・・
約束されたものを見るのか・・・

★今日も晴れ
 昨夜はとても寒かったが、今日の昼間は静かで、暖かく、平和だ。
 日本は四季に恵まれ、緑と花と水に恵まれ
 本当に美しい。
 
 お向かいさんが、お別れのご挨拶に来られた。
 「なんか、気が亡くなって、寂しい」というと、
 「うちも、お宅の電気がついてないとなんか寂しかった」
 と言ってもらえた。
 「でもね、いつか決断しなくちゃならなかった・・・」
 二人でこの40年近くを懐かしみ泣いた。
 「うちでいつも買ってるやつ」と卵を下さった。
 長年住み慣れた土地を離れるということは、
 年配者にはやはりきつい。
 去年がんを患われた奥さん、どうぞどうぞお元気でと祈らずにはいられない。


 会の来年の活動見通し立たず、と言うお手紙を出したので、
 会員の皆様から毎日連絡をいただく。
 「やめます」とは言えない。
 いつの日か、どんな日が来るかわからないから。
 今は、動けないけど、
 菊畑茂久馬も20年絵を描かなかったというし、
 ホロヴィッツも25年ピアノを弾かなかった。
 未来は見えないが、
 決まっている糸に引っ張られて、毎日を暮らすだけです。


 今日、段下さんから「島一春さんの本を声で残したい」との依頼が来た。
 歎異抄。
 これがタイミングなのですね。
 親鸞様がわたしを見つけて下さったのか、と頭を垂れた。
 来た・・・それは・・・呼ばれたということ。
 ありがたくお受けしよう。


 うちの塀から顔をのぞかせた南天・・・うつくしいなぁ・・・

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