小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

9 野口三千三「原初生命体としての人間」& ついに引っ越し終わる

私が通った俳優の養成所は、カリキュラムが充実していた。
体操は、野口体操だった。一番弟子である池田潤子先生に学んだ。
野口先生の特別講座があった。迫力!
養成所を卒業し、劇団に入り、娘を妊娠するまで5年間、野口体操教室に通った。
レッスン後、先生を囲んで喫茶店でのランチが楽しかった。
「野口体操 からだに貞く」
「野口体操 おもさに貞く」
これらの本を書かれたころ、まさに野口先生に学んでいた。
そして、野口体操は今もわたしの健康を支えている。


『・・・素粒子や素領域の研究が、
 宇宙の根源を探る手がかりになることを疑う人は少ない。
 が、一人の人間の中身を探ることが、
 宇宙を探る手がかりになることを信ずる者が
 何人あるだろうか。
 ・・・・
 「自分自身という存在にとってからだとは何か」
  ということに、
 無性に興味を持ち、 
 それを探検するいとなみに、
 あえてこだわって生きてきた私は、
 今、つぎのように言いなおしてみる。
 「自分の中にある、
  大自然から 分けあたえられてきた自然の力により、
  自分の中にある、
  大自然から分けあたえられた自然の材料によって、
 自分という自然の中に、
 自然としての新しい自分を創造する、
 そのようないとなみを体操とよぶ」 』(はしがきより)



 ★ついに、本日、アパートの引っ越し完了!
  8月1日、アパートの畳に黴が!引っ越そう。
  コロナ禍で、今後1年以上は、勉強会や稽古もできないだろうし、
  人が住まないと部屋は腐る、と黴を見て実感。
  8月2日に管理会社に電話。
  すこしずつ、荷物を、我が家と娘の家に運び、
  同時に、我が家と、娘の家の「断捨離」もスタート!


  「捨てたくないので、行先、見つけてね」と、ものたちに言って聞かせた。
  「買おうと思っていたところなんです!」と、共時性がいっぱい起こった。
   みんな引き取られていった。
  「新しいおうちで活躍してね」と送り出した。
  
  コロナさえ起きていなければねぇ、と考えるが、
  これも運命!
  前向きにとらえよう。


  9月2日に、美和ちゃんが退院できそうとのこと。
  「アパートも撤退し、二つの家も今週中にきちんとするので、
  美和ちゃんの退院が早まったのかもね。」
  と娘と話した。
   セレンディピティだ・・・・

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