小夜曲~本と日々の暮らし

私に・・・あったこと、思ったこと、これからのこと。

582上橋菜穂子「明日はいずこの空の下」&こういうときは

また読んでます、上橋さん。

★くもり
 書いたものが消えました。
 なぜ消えたかわかりません。
 こういうときは、
 「アップしないほうがいいんだ」と捉えます。
 20年ほど前、
 SFに生徒さんを連れて行ったときに起きた事件が、
 私を変えました。
 夜寝る時、立ち鏡の前に置かれている椅子が気になりました。
 「あの椅子、邪魔だな」
 これが天からの警告でした。
 私は何もしなかった・・・
 朝、ベッドから降りて、歩き出したとき、
 スーツケースにけつまずいて「あ!」こけました。
 そこに、あの椅子があったのです。
 手すりに顔をぶつけました。
 すぐに洗面所に行き、顔を見てびっくり!
 眉間が割れてました。
 すぐに思ったことは、
 「生徒じゃなくてよかった!」
 そして、
 今日のスケジュールをこなしてくれる人を探し、
 友人に電話して来てもらい、極秘で病院を探しました。
 海外保険が役に立ちました。
 チャイナタウンの形成外科を紹介してもらい、すぐに手術。
 10針縫いました。
 1週間後に抜糸に来てくれと言われましたが、帰国。
 日本で抜糸してもらい、あとは肌色の紙テープを貼るだけが
 治療でした。
 神様は、すごいと思いました。
 眉間と眼球の真ん中をグサッとさしてくれたのです。
 それ以降、
 何か感じた時は、すぐにやったり、やめたりしています。
 起きることはベスト。
 今日、書いたものが消えたのも、良きことだと思います。
 
 今では傷がほぼわかりません。おかげさまです。


 手術を受けながら、フランクル博士のことを思い出していました。
 博士は、アウシュビッツでの体験が耐え難いものであった時、
 こう未来を描きました。「今のこの体験を、人々の前で話をするのだ。」
 そして、そのとおり、博士は講演しました。
 「いつかこの体験を話ししよう」とわたしも手術に耐えました。
 わたしはすでに何度も話しています。
  
 これは梅・・・もう散りました・・・

これは桜・・・・咲き出しました・・・

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